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瀬名秀明(せな ひであき)
【経歴】
1968年1月17日生まれ。日本のSF作家・ホラー作家。瀬名秀明事務所代表。学位は博士 (薬学)で、薬剤師の免許を取得している。近年はロボット関係の著述活動に力を入れている。第16代日本SF作家クラブ会長。
【読んだ本】

■タイトル:
はやぶさの大冒険■著者: 山根 一眞
■出版社: マガジンハウス
■あらすじ: 7年間かけて3億キロの彼方にある小惑星イトカワまで、星のサンプル採取に旅立った惑星探査機はやぶさ。
そのサンプルが、砂1粒でも地球にもたらされれば、月以外の天体から人類が初めて物質を持ち帰ったことになる。
そして新たに1000本以上の論文が執筆され、太陽系の歴史が書き換えられるとも言われている。
2003年5月の打ち上げから、2010年6月の感動の地球帰還までの、その道中では、幾多のトラブルが発生し、スタッフからも「もうダメか」と落胆、悲鳴が何度も繰り返された。
その試練を乗り越えて、やっと、やっと地球に帰還。
そのドラマに満ちたな行程もさることながら、宇宙科学の常識を覆すほどの、山のような観測成果、工学的成果をもたらせてくれるに違いない。
世の中に出ている「はやぶさ」の情報は、ほぼすべてがJAXAの公式発表か記者会見に基づくもの。
しかしこの本では、打ち上げ前から帰還まで、単独でプロジェクトチームに綿密な取材を続けた山根一眞が、他では知り得ない情報をふんだんに盛り込んだ。
「はやぶさ」ファンも知らない未公開の事実や証言が続々と公開される。
もちろん宇宙工学をはじめとする技術的なストーリーもわかりやすく解説されているので、宇宙の知識がなくてもその楽しさが伝わる内容になっている。
2012年2月11日、全国ロードショーの映画「はやぶさ 遥かなる帰還」の原作。
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恩田陸(おんだりく)
【経歴】
1964年10月25日生まれ。日本の女性小説家。宮城県仙台市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。ペンネームは『やっぱり猫が好き』の恩田三姉妹に由来する。
郷愁的な情景を描くのが巧みで、“ノスタルジアの魔術師”と称される。ファンタジーの賞からデビューしたが、ジャンルの枠にとらわれず、SF、ミステリー、またはクロスジャンルの作品と、幅広く執筆している。
【読んだ本】

■タイトル:
アレクサンドリア四重奏■著者: ロレンス・ダレル
■出版社:
■あらすじ: このエーゲ海の孤島に、ぼくはぼくたちの心を引き裂いたあの都会から逃れてきた。
ぼくをメリッサに会わせ、そしてジュスティーヌに会わせたあの都会―ぼくがメリッサを見出したとき、彼女はアレクサンドリアの淋しい海岸に、性の翼を破られて、溺れかかった鳥のように打ち上げられていた。彼女の明るいやさしい眼差しはぼくを幸せにした。
それなのに、やがて出会ったジュスティーヌの仄暗くかげる凝視に、ぼくは抗うことができなかった。メリッサとジュスティーヌの夫を不幸にすることがわかっていても。ジュスティーヌがある日こう言ったのを思い出す。「わたしたちはお互いを斧の代りに使って、本当に愛している人たちを切り倒してしまうんだわ」
しかし、ぼくはいま、あの埃にまみれた夏の午後から遠く離れたいまとなって、やっと理解した。裁きを受けるべきはぼくたちではない、あの都会なのだと―。
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上橋菜穂子(うえはしなほこ)
【経歴】
東京都生まれの児童文学作家、ファンタジー作家、SF作家、文化人類学者。
立教大学文学部卒業、同大学院博士課程(後期課程)単位取得退学。後に博士 (文学)(立教大学、2007年)。女子栄養大学助手、武蔵野女子短期大学非常勤講師、川村学園女子大学講師を経て、同大学児童教育学科教授。
中学時代の同級生に女優の片桐はいりがいる。
【読んだ本】

■タイトル:
生物と無生物のあいだ■著者: 福岡伸一
■出版社: 講談社現代新書
■あらすじ: 生きているとはどういうことか―謎を解くカギはジグソーパズルにある!?分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色をガラリと変える。
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酒巻久(さかまき ひさし)
【経歴】
栃木県出身。栃木県立佐野高等学校卒業後、芝浦工業大学工学部入学。卒業後の1967年にキャノンに入社。その後の実績により1999年にキャノン電子の社長に就任する。企業経営に関する著書を多数執筆している。
【読んだ本】

■タイトル:
日出処の天子■著者: 山岸凉子
■出版社: 白泉社文庫
■あらすじ: 飛鳥時代を背景に、政治的策謀をめぐらす厩戸皇子に毛人をはじめとする蘇我家の人々や、崇峻天皇・推古天皇らが翻弄される形で話が進んでいく。
ある春の日、14才の蘇我毛人は天女と見まごう美しい女童に偶然出会い、ほのかな恋心を抱く。それは実は10才になる厩戸皇子であった。年若くとも非凡なる教養と才能、政治的手腕、威厳を持つ厩戸は並み居る臣下からも一目置かれる存在となる。
しかし厩戸は自らが持つ不思議な力ゆえに、実母の穴穂部間人媛に恐れられ疎まれており、母から愛されない事に苦悩していた。同じく厩戸の不思議を感知した毛人は、時折垣間見る厩戸の孤独に心を痛める。尊敬と畏怖と好意を持って厩戸に接する毛人だが、厩戸にとって毛人は自分の持つ超能力を共有できる唯一の不可欠な存在であった。
しかし毛人は無意識下でしか超能力を引き出せず、自分の能力を自覚していない。
厩戸の毛人への思いはやがて愛へと変わってゆき、毛人も自分が厩戸に惹かれていることを感じるが、やがて石上神社の巫女であった布都姫と出会い、恋に落ちてしまう。
厩戸は嫉妬に悩まされ、策謀を巡らして布都姫を殺害しようとするが、毛人に気づかれる。今までの諸事に厩戸の策略があったことを悟った毛人は、厩戸に「二人が結べば万物を自由に動かす力が実現され、この世を意のままにできるから共に生きよう」と説得されるが、毛人は「二人が共に男として生まれたのは一緒になってはいけない運命だからだ」と答え、苦渋の内に厩戸から離れ、布都姫を選ぶ。
作品は厩戸が孤独の中に残される一方、政治的実権を握り、遣隋使を発案するところで終わる。
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